2016年10月14日

国会議長が経済特区の管理改善を催促

 国会議員議長Ms Pany Yathotouは、全ての関連政府機関に対し、さらなる投資促進のために行政管理及び調整メカニズムを緊急に改善するよう求めた。経済特区開発の監督を担当する事務局を形成する計画投資省及び国家特別特定経済区管理委員会は、透明性の確保及び投資家からの信用強化のため、いかなる問題も早期に解決するべきである、とMs Pany議長は述べた。昨日、国会議長がヴィエンチャンのタートルアン湿地経済特区を訪問した際にこのような前述の忠言がなされた。計画投資省副大臣Dr Khamlien Pholsenaや、ヴィエンチャン人民議会議長Dr Anouphab Tounalom、国家特別特定経済区管理事務局局長代理Mr Sonepaseuth Daravong、その他関連セクターの政府職員らもこの視察訪問に同行した。
 以前にラオス政府は投資奨励政策及び宣言を発布しており、様々な規定が実施される予定であるが、多くのセクターは採用された規定や規則に従うことができていない。多くの政策及び規則が国会で承認され、良い政策だと考えられていたが、協力不足のために適切に施行されておらず、またシングルウィンドウ制度も適切に実施されていない。この問題は多くの投資家、特に外国人投資家らに対し、事業実施において困難をもたらしており、一部の投資家はより良い政策を提供し、規則に沿った投資管理が可能な近隣諸国へと事業をシフトしている。このような現状の救済策として、今月末に国会に提出が予定されている特別特定経済区管理法のドラフト法案の中に記載されている重要条項などを含め、改善策が提案されている。
 国家及び社会経済発展への利益のためさらなる投資を奨励するため、Ms Pany議長は管理委員会に対し、投資家を失望させるいかなる問題をも解決し、まだ不明確な規則などを明確化するよう求めた。過去に、ラオス政府は特別特定経済区のための奨励政策の改善に継続的に努めており、その結果経済特区の数は増加している。サワンナケート県のサワンセノ経済特区はラオスに初めて導入された経済特区であり、首相府の管理下にある。その後、計画投資省管理下のボケオ県ゴールデントライアングル特定経済区、ルアンナムター県ボーテン・ダンカム特別経済区、商工省管理下のヴィエンチャン・ノントン工業貿易経済区など、さらなる経済特区が導入された。この期間中、経済特区は様々な問題に直面し、あまり多くの投資家を誘致できなかった、とMr Sonepaseuthは報告している。2002年から2010年の8年間で、合計投資額約2000万USD、21社しか誘致できず、ラオス政府の受け取ったロイヤルティは120万USDであったとしている。政府が国家特別特定経済区管理委員会を2011年に設立して以降、委員会は論争解決、政策・規則の改善、開発及び奨励のための戦略計画の策定に取り組んできた。Mr Sonepaseuthによると、現在ラオスには12か所の特別特定経済区があり、総投資額は国内外からの投資あわせて16億USDである。この数字のうちサービスセクターが38%、産業セクター34%、商業セクターが28%であると言う。
 同日、視察団はヴィエンチャンにあるヴィエンチャン−ノントン工業貿易経済区とサイセッター開発特定経済区も訪問した。

【2016年10月14日ヴィエンチャンタイムズ紙より】
posted by amzgroup at 00:00| Comment(0) | 経済特区

2016年09月30日

ボケオ経済特区に国際港が来年オープン

 ラオス北部とタイ・ミャンマーとを繋ぐゴールデントライアングル特別経済区(GTSEZ)が、来年にメコン川に国際港をオープンする計画だ。
 国際港は先日ボケオ県に建設され、雨季には約500トン、乾季には約200トンの貨物を扱うことが可能だ。船はラオスからタイとミャンマー、そしてラオス北部の他県へと貨物を輸送することができる。現在、公共事業運輸部門、財務部門、商工部門、農林部門など当経済特区の運営に関わる各セクターからの代表者を任命し、協働している。ラオス政府は安全かつ効率的な貨物運搬を保証するための貨物管理に関する規定及び政策の策定が必要とされる。経済特区が必要な政府からの任命を受けてから、貨物管理や関税支払いのためのオフィスビルの建設を開始する。国際港はボケオ経済特区の収入源となり、同県及び経済特区における貿易・投資の促進につながるだろう。
 現在、同港は地元住民らが家庭用品を輸送したり、経済特区開発に必要な機材を輸送したりするのに使用されている。同経済特区は国際港から約2kmのDoneXaoに船着場を建設中で、同エリアやメコン川沿いを旅行する観光客のために使用される。国際港の使用準備が整ってから、この船着場のオープニングセレモニーを行う予定だ。毎日、タイなどの隣国からの旅行客がDone Xaoを訪れており、ハイシーズンでは約1000人、ローシーズンでは約500人が通過している。当経済特区はマーケットや事務所などの施設をインストールし、より多くの観光客を誘致する計画だ。
 ゴールデントライアングルSEZはボケオ県の主要な収入源であり、特にTonpheung郡の地元住民への雇用機会を提供している。2007年から2015年まで、ディベロッパーは8億USD以上を投入し、ホテル建設、道路、カジノ、娯楽施設、堤防、オフィス、アパート、職員用寮、ミニ中華街、スーパーマーケット、レストラン、駐車場などを作ってきた。同経済特区開発への投資は年々増加し、さらに観光客及び投資家を誘致するだろうと予想される。同区はラオス、タイ、ミャンマーが接するボケオ県の北西に位置しており、東にはJin Long Shan山、南西にはタイのチェンライ、北西には川を挟んでミャンマーのタチレクがある。同区の面積は約100ku、そのうち30 kuが開発区として割り当てられ、残り70kuは自然保護区となっている。同区内ではタイやミャンマーからの労働者も雇用されている。

【2016年9月30日ヴィエンチャンタイムズ紙より】
posted by amzgroup at 00:00| Comment(0) | 経済特区

2016年09月19日

SEZsへの投資増加傾向

 地域経済統合が進み、10億USD超がラオスの経済特区(SEZs)開発や様々なそこでの事業活動へと投入されている。国内外の企業およそ300社が現在SEZsへ投資しており、その登録資金総額は約80億USDでそのうち16億2千万USDが支出されているという。
 ラオス国家経済特区管理委員会が先日発表した最新の報告によると、ラオスのSEZsは税制上優遇措置やインフラ設備の改善などにより外国投資家の誘致が増加しているという。SEZsは大きな進展を見せているが、一部はまだ開発の初期段階にあり、国内外企業の宿泊施設、道路、給水設備、電気、その他必要なインフラ設備の建設工事及び設置工事の最中である。過去9ヶ月間で9社の企業がサワンナケート県のサワンセノ経済特区への投資の許可の承認を受け、投資額は合計4百万USDであった。また、ボケオ県のゴールデントライアングル経済特区は現在登録資金3400万USD余り、13社を誘致している。さらにヴィエンチャン工業貿易区(VITAパーク)は過去9カ月で新たに8社の企業を誘致した。過去10年間でラオスのSEZsは継続的に開発が進められ、僻地の都市化、経済成長、地域住民への雇用機会創出などに貢献してきた。現在ラオスには12の経済特区があり(特別経済区4か所、特定経済区8か所)、その総面積は20,000ヘクタールになる。約294社の企業(ラオス企業56社、外国企業217社、残りは合弁企業)が経済特区に投資しており、15,544人分の雇用(内7,180人がラオス国籍所有者、8,364人が外国籍労働者)を生み出している。これら経済特区から輸出されている商品の輸出額は3億5200万USDを超え、輸入額は11億5千万USD以上であった。現在計画されている鉄道路線によってラオスと近隣諸国が結ばれれば、ラオスでビジネスを行っている人々にとってさらに好ましい条件が生まれるだろう。
 経済特区はラオスの産業・サービスセクターの成長の主要な牽引力となっており、今後のラオス国家経済の多様化のための地盤を築いている。経済特区開発は、近代化及び産業化を通した経済成長促進及び雇用機会創出のためのラオス政府の政策の一環である。既存の経済特区はヴィエンチャンのタートルアン湿地特定経済区、サワンナケート県のサワンセノ特定経済区、ボケオ県のゴールデントライアングル特定経済区、ルアンナムター県のボーテンダンカム特定経済区、ヴィエンチャンロンタンゴルフコース、カムアン県のプーキァオ特定経済区、チャンパサック県のパクセー・日本特定経済区などがある。

【2016年9月19日ヴィエンチャンタイムズ紙より】

posted by amzgroup at 00:00| Comment(0) | 経済特区