2015年12月28日

副首相:病院は治療だけでなくスタッフへの訓練も必要

 ラオスの病院、特にヴィエンチャンにある4つの主要病院は、医療従事者の専門的能力構築を推進するための一流の教育施設でもあるべきだ、と政府指導者が述べた。
 これまでの成果のレビュー及び今後の開発計画の概説を行うための年次会議が金曜日に開かれ、同会議中に保健省副大臣Dr Bounkong Syhavong準教授が、セタティラート病院は病院管理及び医療従事者やその他従業員に対する訓練において良好な成果を残しているが、さらなる取り組みが必要であるとし、「セタティラート病院の管理部門は過去数年間に渡り、病院開発計画を成功のうちに進めてきたが、依然として多くの課題と今後解決が必要な問題が残っている。」と述べた。
 Dr Bounkong準教授はまた、保健省が向こう5年間で病院のサービスの質の向上を計画しており、各主要病院は医療従事者の技術向上を含めた全ての計画が順調にすすむよう各自その任務を果たしていく必要がある、とも指摘した。「多くの医療従事者はスキルアップが必要とされているため、ラオスの公立病院、特に主要な4つの病院にとって人材開発は重要な要素である。」
 また、セタティラート病院院長Dr Khampe Phongsavath準教授は、同院のこれまでの成果、及び医療スタッフの新技術習得だけでなく国内の医療サービスを国際水準に近づけるための、スタッフのキャパシティビルディング計画について強調した。「我々は同院におけるマネジメント及び医療サービスに情報技術を利用することによる利点を期待している。また同時に、同院では患者により良いサービスを提供するため、病院スタッフは専門的かつ倫理的に訓練されなければならない。」
 セタティラート病院は、同病院を近代的な医療設備へと発展させるため高度な医療技術の導入について日本国際協力機構(JICA)と協力して進めている、とも報告している。

【2015年12月28日ヴィエンチャンタイムズ紙より】
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2015年10月15日

ラオス政府がミタパープ病院改善のために6千万ユーロ借款

 ミタパープ病院拡張プロジェクト第2フェーズのため、ラオス政府がオーストリア、チェコ、スロバキアのUnicreditからの6千万ユーロの借款について合意契約を締結した。この合意書は10月13日にオーストリアのウィーンで締結され、ラオス政府を代表して財務省副大臣のMs Thipphakone Chanthavongsaが署名を行った。駐オーストリア・ラオス特命全権大使Mr Phoukhao Phommavongsa、その他関連セクターからの代表者も署名式に同席した。
 今回の借款は全国のラオス人国民のより良い医療施術への需要に応えるため、ヴィエンチャン都にあるミタパープ病院の人材の知識・能力向上や、技術及びインフラ設備の開発に費やされる。
この合意契約はラオスとオーストリア、チェコ、スロバキア間の長年の友好関係強化に大きく寄与することとなるだろう。また、UNの貧困削減という持続可能な開発目標だけでなく、2020年までに後発開発途上国から脱却するというラオスとしての目標にも重要なものとなるだろう。

【2015年10月15日KPLニュースより】
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2015年04月10日

ラオス政府が日本脳炎(JE)ワクチンを奨励

 ラオスメディアの代表者らは、4月20日~30日の期間中、少なくとも対象児童の95%が日本脳炎(JE)のワクチンを接種するよう、JEワクチンキャンペーンを推進している。
 今週ヴィエンチャンで行われたメディアワークショップにて、ヴィエンチャン都保健局局長Dr Sengthong Birakounは、JEワクチン接種の知らせが全ての対象児童に行き渡っていないのではないかとラオス政府と海外のドナーは懸念している、と述べた。関係者はラオス正月後すぐに10日間のワクチン接種プログラムを実施すること、またワクチン接種のスケジュールについての情報が、休暇のために全ての人々に行き渡っていない可能性があることを確認している。「一部のメディア、特に出版物は休日中は発行されないため、日々とはワクチン接種の呼び掛けを受け取れない可能性がある。」とDr Sengthongは言う。局長はラオス正月の休みに入る前に、ワクチン接種を全てのメディアに公表するよう促した。また、全ての対象者が適時情報をうけとれるよう、ラジオやテレビレポーターに対し、ラオス正月中は全ての番組でワクチン接種について言及するよう求めた。
 予防接種の全国拡張計画によると、中央及び南部の県のおよそ1,450,000人の1歳から15歳までの児童が今月日本脳炎(JE)予防のワクチン接種を無料でうけることができる。対象の県はサイソンブン、ボリカムサイ、ヴィエンチャン、カムアン、サワンナケート、チャンパサック、セコン、アッタプー、サラワン、そしてヴィエンチャン都である。ヴィエンチャン都だけで300,000人の児童が予防接種をうけられる。トンシン・タマフォン首相は、ヴィエンチャン都知事と10軒の県知事、教育スポーツ省、公共事業運輸省、国防省、公安省に対し、ワクチン接種キャンペーンを支援するよう呼びかけた。その他、ラオス国家建設戦線、ラオス婦人同盟、ラオス青年同盟、ラオス労働組合、退役軍人連合などにも協力を求めた。情報文化観光省や官民メディア媒体には、定期的にワクチン接種キャンペーンに関する情報を発信・放送するよう伝えた。
 予防接種全国拡張計画では、すでにワクチン接種センターを準備している。県や郡病院、薬局、寺院、村事務所などに設置される予定で、さらに医療チームが公立・私立の小学校や幼稚園などでワクチン投与を行う。日本脳炎ワクチンの1回の使用料は120,000kip。ワクチンはGAVIから資金が提供されている。保健省と開発パートナーのこのキャンペーンを支援している。日本脳炎は非常に危険な病気で、感染した児童の30~40%が生命に危険を及ぼす症状を発生する。生存者のうち30%は脳への深刻なダメージと麻痺が残る。

【2015年4月10日ヴィエンチャンタイムズ紙より】
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