2012年04月26日

ボーキサイト鉱山、ボラヴェン高原のコーヒー栽培に挑戦状

ラオス南部にあるボロヴェン高原でのボーキサイトプロジェクトに対し、政府が広さ制限を設けない場合、広範囲にわたるコーヒープランテーションが消滅することとなる。ラオスコーヒー協会の関係者がヴィエンチャンタイムスに話した。「土地関連機関が調査を行ったところ、現在開発中のボーキサイト鉱山は、現在コーヒーを栽培中の土地の約半分に侵入することとなるだろう」と言う。関係者が今週、政府高官・コーヒー栽培者・トレーダーのフォーラムとして開かれるラオスコーヒー協会の会議に先立ちメディアに発表した。当会議はヴィエンチャンで行われ、ラオスにおけるコーヒー産業の展開戦略案について協議される予定だ。

関係者によると、ラオスでのコーヒー産業の継続的な成長のため、コーヒー農家を保護する確実な方法を検討したいとしている。ボロヴェン高原には約50,000ヘクタールのコーヒープランテーションがあり、年間約35,000トン生産される。2011年にはラオスは21,000トンのコーヒーを輸出し、5千万USDの外貨を獲得している。
ラオスの最大民間企業の一つでるダオフアングループはインスタントコーヒー加工工場の建設に6千5百万USDを投資しており、またこの工場へ十分なコーヒー豆を供給するためのプランテーションも近々完成すると見られている。

関係者によると、政府が外国投資家にボーキサイト鉱山の実行可能性調査にゴーサインを出したが、コンセッション契約までには至っていない、とチャンパサック県政府関係者は話しているという。また、コーヒー産業とボーキサイト鉱山がお互いに共存できるよう、政府はプロジェクト規模を最小限に抑えてほしいと話す。
「コーヒーはボーキサイトより、ラオスにより継続可能な収入をもたらすだろう。鉱業は政府にとって大きな利益となるだろうが地元の人々は鉱山で働く技術ももちあわせていない」と言う。
また、関連産業が産業発展のため、また農家と加工産業間のフェアトレード促進するためお互いに協力し合えば、ラオスはコーヒーの輸出でより多くの利益を得られるだろう、とする。
現在、コーヒー農家は生産量の増加・継続のための最良の方法を使用しているわけではなく、収穫量は天候に左右される。もし農家が安定した原料の供給ができなければ、ラオスでのコーヒー加工産業の発展は難しいと話す。

【ヴィエンチャンタイムス紙2011年4月26日号ビジネス欄より抜粋】
posted by amzgroup at 01:30| Comment(0) | 鉱業
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