2016年06月30日

輸出禁止のローズウッドを中国への輸送途中で押収

 先週ウドムサイ県の警察当局が、ヴィエンチャンから中国への輸送途中であったと見られるトラックに積まれた2,500kg以上のローズウッド材を押収した、と県警察職員が昨日発表した。
ラオスでは高級材であるローズウッドは伐採が禁止されており、ラオス政府はいかなる種類の未加工の木材の輸出を禁止している。調査報告書は県の警察本部に提出された、と担当警察官は昨日ヴィエンチャンタイムズ紙に伝えた。ウドムサイ県警察は、この事件について木材の輸送元であるヴィエンチャン県警察当局にはまだ連絡をとっていない、と言う。「我々は県警察本部からの次のステップについての指示を待機している。」
 県警察本部からの報告によると、県警察は木材が同県を経由して輸送されるとの通報を受け、押収が行われたという。6月21日、警察当局はウドムサイ県とルアンパバーン県の県境近辺の国道13号線北に検問をしき、警察は疑わしい6車輪トラックを止めた。同トラックは木材を隠すためのコンテナトラックであった。47個のローズウッド材と、25個の一部加工されたローズウッド、総重量2,534kgが、ヴィエンチャンナンバーのトラックのコンテナの中から発見された。トラックの運転手はラオス国籍のMr Vachaxong20歳で、ヴィエンチャンを拠点にしている中国人ビジネスマンから150万kipで木材をヴィエンチャンから中国国境へと運ぶ仕事を請け負ったと話しているという。Mr Vachaxongはウドムサイ県のXay郡Houaytong村の住民で、40歳のArmingというニックネームの中国人ビジネスマンから連絡があり、ヴィエンチャンのチャンタブリ郡ノンターヌア村にあるArjackと言う工場からウドムサイ県まで木材を輸送してくれと依頼があった、と言う。この木材はその後さらに中国人によって中国へと輸送される予定だった、とMr Vachaxongは警察に対して話している。運転手によると、6月20日にヴィエンチャンを出発し、カーシー郡で一晩泊まり、翌日に検問所で止められたという。
 ラオス政府が違法伐採を抑止するために厳しい措置に乗り出して以降、違法に輸出しようとする伐採業者・取引業者が報告されている。6月2日、木材と14人のベトナム国籍の乗客を乗せた旅客バスがベトナムへ向かう途中、カムアン県中心部で爆破され、10人が死亡したという事件があった。5月13日にはトンルン・シースリット首相が全ての未加工木材製品の輸出の禁止、森林からの木材の採取の禁止について首相令を発表している。

【2016年6月30日ヴィエンチャンタイムズ紙より】
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2016年06月29日

ゴールデンマウンテンガーデングループが中国へ米輸出

 ラオスのシェンクアン県にあるゴールデンマウンテンガーデングループは、中国人バイヤーと新たに契約を結び、特に有機米の生産拡大に努めている。現在同社は需要を満たす十分な製品量を準備している段階で、特に中国からの需要は年々増加しており、中国ではカオカイノイや黒米製品の需要が非常に高いという。
 同社会長Mr Phoukham Ouanouansaは、同社は中国人バイヤーに米を販売しており、今年は少なくとも50トンの米の注文が来ている、と話す。Mr Phoukhamによると、同社は農家らに有機農法でより多くのカオカイノイを栽培するよう奨励しており、日本や中国、シンガポール、その他の国々の顧客の獲得を期待している。Mr Phoukhamはヴィエンチャンタイムズ紙のインタビューの中で、「現在我々は中国人バイヤーだけでなく、日本やシンガポールのバイヤーとも取引している。」と述べた。同社は、「親交、誠実、相互利益、包括性、そしてWin-win関係」というテーマの下6月12〜17日に中国雲南省昆明市で開かれた、第4回中国・東南アジアEXPO及び第24回中国昆明輸出入見本市で、新たに中国人バイヤーと契約を交わした。ラオス副首相Dr Sonexay Siphandoneと派遣団はEXPOで同社のブースを訪れた、とMr Phoukham会長は言う。ゴールデンマウンテンガーデングループと中国のバイヤーは、毎年購買契約を結ぶ長期的な取引を考えている。米はゴールデン社で包装され、ほとんどが中国人の好む伝統的なスタイルであるという。「私は中国ではどのような製品が人気があるのかを知るために、長年中国マーケットを調査してきた。」とMr Phoukham会長は話す。同社の製品は栄養が豊富であるため、ラオスでも中国でも好評だという。
シェンクアン県商工会議所の副会長でもあるMr Phoukhamは、昆明のEXPO・見本市の開催期間中に、中国以外の国からも我が社の製品の購買契約を希望するトレーダーが多数いたが、現在我々は中国マーケットへの供給分しか生産管理することができない、と言う。同社は価格を保証するため、新たに生産する各新製品について中国企業と交渉する必要がある。「中国へ輸出する我々の米の品質確保のため、現在バイヤーや顧客の信頼を得ている現在の品質を維持していく。」とMr Phoukhamは話している。
 Mr Phoukhamは、シェンクアン県のカオカイノイの主要製造業者として同社は政府の支援を得てこの米品種のマーケットを拡大していく、とも話している。現在シェンクアン県は年間40,000トンのカオカイノイを生産しており、そのうち80%が同県内での供給用とされている。同県はカオカイノイを主要輸出産品にしようと計画している。同社は国内マーケットに着目するだけではなく、海外マーケット拡大も視野に入れている。中国からの買い付け希望者が状況調査のために同県を訪れてくるが、彼らは有機栽培米を欲しているため、当分のところは有機米のマーケットはまだ手がつけられていない、と同社は説明する。シェンクアン県当局によると、現在トータル11,500ヘクタールの栽培地域のうち、カオカイノイを有機農法で栽培しているのは15~20%のみであるという。

【2016年6月29日ヴィエンチャンタイムズ紙より】
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2016年06月28日

ASEAN構想がラオスへの投資を後押し

 ラオスは投資に関するコンサルタントの改善において、新たな枠組みである「ASEAN Solutions for Investment, Services and Trade(ASSIST)」に期待している。
 商工省外国貿易政策局の職員らが、EUによるASEAN地域統合サポート(ARISE)の専門家と会し、6月27・28日と2日間のワークショップを開催した。このワークショップは、特に9月ラオスがホストするASEAN首脳会議に向け、ラオスへの投資に自信を持たせることで、職員らにASEAN投資家のコンサルテーションにおけるサポートを提供することが狙いである。
 ASSISTは、2015年に発足したASEAN経済共同体の枠組み内のASEAN経済協定の実施に関し、ASEANを拠点にする企業が直面する国境を越えた問題を迅速かつ効果的に解決するためのコンサルティングメカニズムである。ASSISTメカニズムは、EUのSOLVITシステムを大まかなベースにしたもので、貿易や投資問題を解決するための相談業務を提供することを目的に設立された。外国貿易政策局副局長Mr Bountheung Duangsavanhは、ASSISTの知識は規則、法律、基準に関する情報を提供する過程を学ぶ参加者にとても有益となるだろう、と話し、様々なASEAN企業からの投資問題に関する質問に回答する上で、このワークショップは同局職員にとって非常にためになるだろう、とも述べた。また、Mr Bountheung副局長は、ASSISTはラオスの投資法を他のASEAN国家の投資家にも受け入れやすいものにし、投資家らがラオスへの投資を決定する際にプラスの影響を与える助けとなるだろうと述べた。
 オンラインのASSISTシステムは、9月にヴィエンチャンで首脳会議が開催される期間に正式にサービスを開始する予定だ。 ASEANを拠点にする企業はASSISTを通して最大40〜60日間の間に実用的な解決策を得ることができるようになる。

【2016年6月28日ヴィエンチャンタイムズ紙より】
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