2016年05月31日

ナムギィャップ1ダムの事業の重要工程建設工事が開始

ナムギィヤップ1水力発電プロジェクト(NNP1)で、ラオスで最も高い重力式コンクリート(RCC)ダムの建設が日本の企業によって開始された。同プロジェクトが発表したプレスリリースによると、ダムはボリカムサイ県ボリカン郡にあるナムギィヤップ川に造られ、完成すれば高さ167メートル、波頭長530mになると伝えている。
 RCC設置開始の記念式典が昨日ボリカムサイ県ボリカン郡のダム地で行われ、エネルギー鉱業省副大臣Dr Sinava Souphanouvong、財務省副大臣Ms Thipphakone Chanthavongsa、ボリカムサイ県知事Dr Kongkeo Xaysongkham、サイソンブン県知事Dr Thongloy Silivong少将、その他政府高官や関係者、請負業者、地元住民らが参加した。「我々はラオスで最も高いRCCダム建設のためのRCC設置開始にたどりつくことができたことに感激しています。ラオス政府、関係者、融資機関、社員、請負業者、地元住民の方々のサポートに感謝します。」とNam Ngiep 1 Power Companyの山林 佳弘代表が述べた。
 RCCはセメントと石灰岩、国内で切り出された骨材と水でできた混在コンクリートで、従来のコンクリートよりもより経済的で使い勝手がよい。RCCは乾燥してひびが入るのを避けるため、運搬・保管の際は摂氏24度以下を維持することが必要である。「コンクリートの総量は2,300,000㎥で、高品質の水準を保ちながら現在世界で最も速い方法で工事が行われる。」と山林は言う。NNP1プロジェクトでは、長さ2kmのベルトコンベヤーでRCCがコンクリート製造所からダムへ運ばれ、トラックに積み込まれ、目的地で下ろされる。それからブルドーザーで30cmの薄さまで広げられ、最後に15トンの振動ローラーで目的の密度になるまで4回にわたって圧縮される。この作業は2018年が予定されているダムの完成まで1日中、1週間に7日間ずっと行われる。Nam Ngiep1はボリカムサイ県とサイソンブン県にまたがって建設されている、設備容量290MWの水力発電事業である。同事業ではNam Ngiep川に沿ってダム2箇所、発電所が2箇所つくられる予定だ。
 2014年の工事開始後、同事業は順調に進んでおり、4月末までに約40%が完了している。日本の関西電力が45%、タイのEGATが30%、残り25%をラオスのLao Holding State Enterpriseが資本所有するNam Ngiep1Power Companyによって建設・事業運営が行われている。
同事業は2019年の1月から発電開始が予定され、生産した電気の約95%はタイへと売却され、残りは国内で消費されるという。6億USD以上の直接収入と、所有権がラオス政府に移譲された後の27年間のコンセッション契約期間中にラオス政府への非間接的利益が期待されている。

【2016年5月31日ヴィエンチャンタイムズ紙より】
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2016年05月30日

日本安倍首相がASEAN首脳会談でラオス訪問を予定

日本の安倍晋三首相が日曜日、9月にASEAN首脳会議のためにラオスを訪問する予定であることを発表した。「9月にASEAN関連首脳会議に参加するため、貴国を訪問したいと考えています。」安倍首相は名古屋で行われたラオスのトンルン・シースリット首相との会談中にこのように述べた。「二国間関係をさらに発展させたい。」
日本の安倍首相は、ラオスのトンルン首相の日本公式訪問を歓迎した。トンルン首相はASEAN10カ国の議長国として、三重県で開かれ金曜日に終了したG7サミット・アウトリーチ会合に参加した。トンルン首相は「ラオスと日本との友好協力関係の継続的な拡大に大いに感謝します。」と述べ、「二国間戦略的パートナーシップは具体的な方法で深め、拡大されていくことを信じています。」と述べた。
また、トンルン首相は4月に起こった地震で被害を受けた熊本および近隣県の被災者らにお見舞いの気持ちを伝えた。
会談では安倍首相が、ラオスがホスト国を務める9月のASEAN関連サミットの成功に向けて日本はラオスを「全面的支援」すると述べた、と世耕弘成内閣官房副長官が伝えた。世耕副長官は、「ラオスの発展はASEANの利益となり、ASEANの発展は日本の利益となる」と言う安陪首相の言葉を用い、「ASEAN首脳会議が良い結果を収められるよう、日本は引き続き可能な限りサポートしていく。」と延べ、日本はメコン川流域5カ国の経済統合においてラオスと協力する準備ができている旨述べた。また、地域発展のキーとして高い連結性に言及した。トンルン首相は近年ラオスへ進出する日本投資家の増加を歓迎し、今月始めの二国間航空協定の発効を受け、両国間の直行便就航の早期の実現に対する期待する旨述べた。
と日本政府のデータでは、現在ラオスに事業進出している日本の投資家の数は126社と2012年の約2倍になっているという。

【2016年5月30日ヴィエンチャンタイムズより】
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2016年05月27日

電気代高騰問題を受け、電気メーター検査を実施

 一般民衆からの電気代が急激に値上がったという苦情が相次ぎ、各家庭の電気メーターが正しく作動しているかどうかを検査するよう政府関係者が要請した。、水曜日に記者会見が開かれ、エネルギー鉱業省大臣Dr Khammany Inthirathがラオス電力公社(EDL)に対し検査を実施するよう求めた通達を発表した。
 EDLは、5月の電気代が前月よりも2倍、3倍になった、という苦情をかなりの数の人々から受けている。Sikhottabong郡Nalao村の住民Mrs Noyは、4月の請求書290,000kipと比べ、5月の電気代が933,000kipであることにショックを受けたと話している。「私たちは確かにいつも通りに電気製品を使っていたのに、5月の電気使用量はかなり増えており、電気代もかなり高くなってた。」と言う。彼女の家庭で使っている電化製品は2台のエアコンを含め、夜間しか使っていない。なぜなら日中は夫は仕事、二人の子供は学校に行っているため、週末を除き昼間は誰も家にいないからだ。「こんなに高くなるはずがない。」と彼女は話す。同じような苦情がソーシャルメディア、特にFacebook上にあふれている。記者会見でDr Khammany大臣は、多数の家庭が冷房を使って涼んだために、電気代が高額になった。5月は1年のうちで最も暑い時期であり、毎年同様の苦情がでている、と指摘した。天気予報の数字を用い、特に今年は気温が高く、1997年に記録した最高気温を2度上回る44度を記録した、と説明した。
統計では、涼しい時期である1月のヴィエンチャンの電気消費量は246MWであったが、4月は108MW増の354MWであったと示している。5月の政府月例会議中に首相府で開かれた記者会見で、Dr Khammany大臣は「これ増加は異常である。」と述べた。大臣は、冬の時期は1家庭で使う電気は大体450kWhで1日平均にすると15kWhであり、電気代は約393,000kipとなる。しかしもしこの家庭で暑い時期に1,000kWh以上の電気を使えば電気代は998,000kip以上になる、と話した。電気消費量は3種類のレートで計算され、人々に省エネを推奨するために、使う電気が少ないほど、安いレートが適用される。
 今週始めにヴィエンチャンの給電担当職員が、電気代の値上がりの理由について、猛暑の時期に電気消費量が急騰したために電気代も急激に増加した、と説明した。しかし大勢の人々がこの説明では納得しておらず、3月、4月の気温も5月とほぼ同じだったが、5月の電気代が異常に上がったのは何か理由があるのではと話している。Sikhottabong郡Nakao村の住民が、前月80,000kipであったが5月は66,000,000kipになっていた電気代の請求書をFacebookに投稿して以降、ソーシャルメディア上での苦情がエスカレートした。ヴィエンチャンの電力関係者がヴィエンチャンタイムズ紙に話したところによると、これは彼らのミスであり、社員がうっかり数字を入力し間違えたという。ヴィエンチャン都4郡の電気メーターの読み取りを担当する課の責任者であるMr Nouphanh Senglidaxonは、「我々は彼に正しい請求書を再発行します。」と言い、電気使用量は先月と大体同量であるので、電気代も先月と同じぐらいになる、と話した。.Nouphanhは、同様のミスで多くの家庭の電気代が高額になっているのではないかと問われ、Mrこのケースはあまりおきるとは考えられず、毎年数回しか発生していない、と述べた。
 Mr.Nouphanhは、高額の電気代に納得できず、担当者に電気代の請求・計算が正しいかどうかをチェックしてもらいたければ、EDLの職員に点検を頼むよう提案している。

【2016年5月27日ヴィエンチャンタイムズ紙より】
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