2015年07月31日

コーヒーの価格降下でラオス企業に打撃

 世界市場でのコーヒー価格降下を受け、ラオスのコーヒー業者が打撃を受けている。ラオスコーヒー協会によると、7月24日の世界市場でのロブスタコーヒーの価格は1トンにつき1,661USD~1,677USDであった。6月27日以前には1,658USD~1,641USDにまで下がっており、同時期のアラビカ豆価格は2,687USD~2,755USD間を維持していたという。世界市場でのコーヒー供給量増加のため、3月から今月まで価格は降下を続けている。
今年初めの輸出用アラビカ豆価格は1トンにつき約4,100USDであったが、先月は3,000USD以下までに下がっている。
 ラオスの国内及び海外企業、特にチャンパサック県でビジネスを行っている企業は、価格の低下に苦しみながらも輸出を強いられている。一部の企業は銀行への返済のために支出を強いられる、とコーヒー協会事務局長Sivixay Xayasengが昨日ヴィエンチャンタイムズ紙に話した。
 農林省は、過去数年間でコーヒーはラオスにおける最大の商業輸出作物としての道をリードしてきたが、昨年コーヒーはゴム産品に抜かれ、輸出作物第2位となった。昨年のゴムの輸出額は9670万USDで、一方コーヒーは約7070万USDであったという。
 コーヒーは大半がチャンパサック県とサラワン県のボラヴェン高原とセコン県で生産されている。チャンパサック県パクソン郡はラオスの主要コーヒー生産地として知られており、ボラヴェウン高原は海抜1,300メートルに位置する。昨年、ラオス農林省は農家や起業家に対し、98,000トンの収穫量を目指し80,000ヘクタールの土地でコーヒーを栽培するよう奨励した。
 価格降下がコーヒー栽培農家にマイナスの影響を与えているため、農林省はコーヒーの輸出は増加せず、現状維持だろうと考えている。農家からの買い取り価格は前年よりさらに低くなると予測される。価格が大きく低下すれば、ラオス政府は輸出を停止し、また危機解決のためにいくらかの資金を提供するべきだ、とラオスコーヒー事業者は提案する。
 Sivixay氏によると、コーヒーの価格が上昇したのは2004年で、アラビカ豆は1トン5,000USD、ロブスタ豆は1トン2500USDで取引されたという。

【2015年7月31日ヴィエンチャンタイムズ紙より】
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2015年07月28日

タートルアン湿地プロジェクトに1億8000万USD超の投資

現在までに、ヴィエンチャンのタートルアン湿地特定経済区(SEZ)のインフラ施設やコンドミニアム建設に費やされた額は、1億8千万USD超になったとプロジェクト担当者が話した。
 建設工事は、ラオスへの海外投資家誘致のため、ラオスのSEZ開発のモデル事業として、2012年12月から16億USDをかけて始まった。同経済区管理委員会副会長のMr Pheng Inthilathが月曜日に当紙に話したところによると、ラオスや近隣諸国からの外交団が大勢同プロジェクトサイトを訪問し、同事業がどのように運営されているかを視察にきている、という。土曜日には、ノンカイ県で同様のプロジェクト開発を計画しているタイの政府関係者や企業家からなる外交団が同地区を訪れた。
 19階建てとなる予定のコンドミニアム区画は12区画あり、工事はだいぶ進んでおり、2016年の10月には完成すると予定されている。3棟各128室の部屋は今年の初めから購入希望の受付を開始している。どのような人々がコンドミニアムを購入するのかとMr Phengに質問したところ、国籍問わず誰でも購入が可能だという。最初の1等128室は完売しており、2棟目は60%ほどがすでに売れているという。「ラオス人も大勢コンドミニアムを購入していることにはとても驚かされた。彼らの多くはビジネスマンであり、他の購買者は中華系シンガポール人や中国人だ。」と言い、コンドミニアムの価格帯は7万4千ドル〜60万ドルまであるという。「我々は経済区から都市中心部までのバスサービスも10月から開始する。42台のバスが住民向けのサービスとして同経済区からドンドークとシーカイ村を行き来する。」とMr Phengは話す。 タートルアン湿地SEZはラオスにおける大型プロジェクトのひとつであり、ラオスの経済成長を後押しし、地元住民への雇用創出に寄与すると考えられている。中国のディベロッパーWan Feng Shanghai Real Estate Companyはmタートルアン湿地を、緑の多い環境に良い住宅地へと変身させることが狙いだという。
 同プロジェクトはサイセッター郡とシーサッタナーク郡のNongvai、Meuang Noi、Nongkhor Neua、Phonthan、Phonpapao、Donkoi村にまたがる365haの土地で開発が行われている。同事業では、広大な住宅地、公共の公園や緑地、湖、道路、排水設備、スポーツ複合施設、商業施設などが建設される。また、五つ星ホテル、ショッピングセンター、娯楽施設なども建設予定だ。インフラ開発事業では50haの池、道路建設、電気や給水設備、排水システムが整備される予定だ。Wang Feng Shanghai Real Estate社によると、同事業は全期間で15年〜20年かかると予測されている。

【2015年7月28日ヴィエンチャンタイムズ紙より】
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2015年07月27日

一部の旅行会社の違法業務が観光管理に脅威

 ラオスの観光セクターは観光客数の増加で成長を続け、社会経済開発に寄与しているが、より効果的な観光ビジネスの管理が必要とされている。
 ラオスの旅行業協会が一部の民間企業の行動について言及し、ラオスの観光ビジネスサービスの管理について提言し、ラオス旅行業協会は関連の政府機関に対し、一部の違法旅行会社やライセンスのないツアーガイドを厳しく取り締まるよう求めた。
 同協会の副会長Mr Saleum Khampengvongが水曜日にヴィエンチャンで諮問会議を行い、一部の会社が未申告で多くの外国人観光客を相手に利益を得ることのできる抜け道が、依然として数多く存在していると話した。
「国境では、ある旅行会社は観光業機関に対して150名の観光客を連れてきたと申告するが、実際の訪問者数は250名で、100名がお金を払わずにラオスに入国したりするケースもある。」と話す。また、観光客がラオスにお金を払わずに入国したということは、サービス提供者(旅行会社)が彼らから料金を徴収したのにそのお金がラオス政府にわたっていないということだ、と説明する。ラオス国家への利益の確保のため、及び国家のイメージ保護のために、観光セクターの管理は観光警察局のコントロールのもとに行われるべきである、と言う。観光業の効果的な管理は国家に収入をもたらし、社会経済発展を促進することにもつながる。
「旅行会社が現在営業を行っているか、存在しているかなどを確認するために、認証済みの旅行会社に対しても厳しく検査を行うべきである。」とSaluem副会長は言う。
 現在ラオス全国で旅行会社は300社以上あり、そのうち100社以上がヴィエンチャンの会社だ。ラオスを訪問する観光客は通常、雨季の間は少しずつ減少するが韓国や中国からの観光客は依然として増加を続けている。中国や韓国からの直行便の就航がこの観光客増加の主な要因である。今年1月と2月だけで、4000人以上の韓国人がラオスを訪れている。大部分が自然の観光スポットを訪れる。中国人訪問者は観光のほか、投資の場合もある。トータルの外国人訪問者数は情報文化観光省の観光マーケティング局によって報告されている。彼らの2013年の報告では、ラオスにはホテルが419軒、ゲストハウスとリゾート宿泊施設が1,788軒があるが3つ星ホテルはヴィエンチャンにあるホテル3軒のみだという。

【2015年7月27日ヴィエンチャンタイムズ紙より】
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