2013年04月18日

日本が地滑り防止のための斜面維持管理を支援

ラオスでは山腹が不安定な事がおおいため、激しい雨の後に発生した地滑りなどによって通行不可能になることが全国で多々ある。この状況を改善するため、公共事業運輸省や同省下部組織の各局から22名が4月1日から5日に行われた斜面維持管理の訓練コースを受講した。
 同コースはヴィエンチャン県バンビエン郡で、JICAの監修の下、講義2日間、現場で3日間トレーニングが行われた。斜面維持管理の改善、山岳地帯での地滑りの防止を目的としている。セッションは『ラオスにおける道路メンテナンスのための能力開発プロジェクト(CaRoL)』が後援している。参加者は国道北13号線に沿った崖崩れに焦点を当て、適切な斜面保護方法について学んだ。また、崖崩れのメカニズムや適切な視察・評価・修復方法についても学んだ。
 CaRoLは道路管理能力向上を目的とした5年間の技術支援プログラムであり、計画と予算作成、実行、モニタリングと評価などの、自立的な道路維持管理サイクルの確立を目指している。CaRoLは2011年から、安全に移動ができるよう道路インフラを良好な状況に保つべく、道路・橋・沿道施設や斜面などのメンテナンス事業を支援してきた。ラオスは周辺を陸に囲まれた内陸国であり、輸送インフラやサービスはラオス全国内や、近隣諸国との間で商品及び乗客を運ぶには道路輸送に大きく依存している。ラオスは山岳国であり多くの道路が移動困難な地形である。
 公共事業運輸省は政策決定及び実行する政府機関として、道路メンテナンスに全力で取り組んでいる。しかし同省は技術的及び財政的能力の欠如により効果的な道路維持管理という点において困難を抱えている。適切な斜面維持管理がなければ、安全で信頼性の高い輸送ネットワークとサービスの提供、ひいては地域の経済活動発展が妨げられるだろう。
国家道路管理課の副課長Mr Phitsaphonh氏は、斜面維持管理は全国で安全な輸送ネットワークとサービスを提供するのに必須であると話す。政府と民間部門の両方で、タイムリーに必要なメンテナンス作業を実行できる地元エンジニアがいない。
Phitsaphonh副課長は受講者に対し、CaRoLが行ったトレーニングプログラムを通して斜面保護に必要な技術や知識を充分に習得するよう奨励した。これらの技術と知識が日々の点検作業及び将来の斜面維持管理に有益となることが期待される。
 JICA職員によれば、CaRoLはヴィエンチャンとサワナケットの2つのパイロット県において実地訓練を引き続き行っていくという。また、同プロジェクトは有益な維持管理ノウハウを実証する技術マニュアルや、日本やタイ・ベトナムでの外部研修などのトレーニングプログラムも提供する計画である。
【2013年4月18日ヴィエンチャンタイムズ紙より】
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ラオス政府がワッタイ空港ターミナルを拡張

 ラオス政府は、ヴィエンチャンを訪れる旅客数の増加に対応するため、ワッタイ国際空港ターミナルの拡張及び新国内線ターミナルの建設を計画している、と政府高官が話した。
経済と観光業の急速な発展により旅客数は増加している。
公共事業運輸省大臣のSommad Pholsena氏が、先週政府の4日間の公開会議に参加した際、地元のメディアの取材を受け発表した。会議はヴィエンチャンで行われ木曜日に終了した。
2ターミナルの拡張・新設はラオス政府から日本へ財政支援を要請して行われる予定。「我々ラオス政府は日本政府と交渉中です。」とsommad大臣は話す。
同省の航空局によると、拡張プロジェクトではワッタイ国際空港の旅客収容可能数を現在の年間120万人から3百万人へと増加させる。
同空港の滑走路と駐車スペース、及び航空オペレーティングシステムはまだ十分な収容がある。必要なのは国際線ターミナルの拡張と新しい国内線ターミナルの建設のみだ、とsommad大臣が話した。同空港は最大120機/日の駐機スペースを所有している。
 航空局によれば、JICAは拡張・開発計画の評価のためコンサルティング会社を雇っているという。担当者は9月までにプロジェクトの実行可能性調査を完了させ、政府に結果を提出し、その後のステップに進む予定だと話す。
 空港の施設の多くが昨年11月にラオスがホスト国となって開かれた第9回ASEM会議に合わせて改良されている。会議の前に、日本政府はワッタイ空港に数百万USD相当のエアクラフト駐機エプロン、VIPラウンジをラオス政府にハンドオーバーした。空港のアップグレードでは、セキュリティ機器の追加導入、消防車両、X線検査装置、金属探知機、爆発物検査、ARFF車、レスキュー車等が投入された。ラオスでは近年航空旅客数が着実に増加している。
 国営空港であるラオス航空の旅客数は2010年に500,000人だったのが、2012年には900,000人に増加した。この数字は成長著しい観光業に後押しされたもので、ラオスを訪れた観光客数は2012年で330万人となり、前年比22%増であった。この旅客数増加に伴い、ラオス航空はサービスキャパシティを増やすために航空機を購入した。ニューエアバスA320が先日ヴィエンチャンに到着し、同キャリアが所有するエアバスはトータルで4機となり、さらにATR機を数機所有している。

【2013年4月18日 ヴィエンチャンタイムズ紙より】
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