2013年04月12日

ヴィエンチャンーノンカイ鉄道第2フェーズ開始へ

 ラオス政府は鉄道旅客の需要増加に対応するサービス向上のため、来月にもヴィエンチャンーノンカイ鉄道プロジェクトの第2フェーズを開始する。昨日、公共事業運輸省がタイをベースにするコンサルティング会社であるTeam Consulting Engineering and Management社と、同プロジェクトへのコンサルサービスについての同意書に調印を行った。
 第二フェーズではコンテナヤードを含む多くの施設の建設、鉄道信号のアップグレード、ヴィエンチャン・タナレーン駅の情報通信システムの改良などを行う。鉄道スタッフ用の事務所と寮も建設される。公共事業運輸省鉄道局副局長のMr Sonesack N.Nhansana氏によると、担当者は1か月以内に建設業者を選定し入札を行うという。
第二フェーズはタイのNeighbouring Countries Economic Development Cooperation Agency(NEDA)から1730億kip(約6億5000万タイバーツ)の融資及び助成金で行われる。総額の30%が助成金による。残りの70%は30年のローンで、最初の10年間は無利子。ラオス政府は10年以降から利子を含めて返金を開始し、20年で返済を完了する。
 全長3.5kmのヴィエンチャンーノンカイ鉄道はラオスで最初かつ唯一の線路である。タイのノンカイ県からヴィエンチャン・ハッサイフォン郡タナレーン村までをつなぐ。
 Mr Sonesack氏は同開発プロジェクト第2フェーズは大幅な改善を実施すると話す。鉄道輸送の需要増加、特に貨物輸送の将来の成長を想定し、設備を追加していく。既存のサービスは主に旅客輸送に使用される。
 鉄道局局長・Dr Khamseng Xayakone氏とTeam Consulting Engineering and Management社CEO・Mr Amnat Prommasutra氏の間でコンサルティング契約が結ばれた。ラオス政府はラオスを周辺国の輸送ハブとなれるよう、内陸国から陸地を繋ぐ国と変貌させるため鉄道ネットワークの拡大を計画している。
 公共事業運輸省大臣のSommad Pholsena氏が水曜日に地元メディアに語ったところでは、ラオスと中国両政府は現在ラオスー中国高速鉄道の実現に向けて交渉中だという。70億USDの同プロジェクトはヴィエンチャンからラオスー中国国境までの全長421kmを結ぶもので、同鉄道建設計画は問題ない、と強調した。
また、同じく水曜日にヴィエンチャンにて金融機関Rich Banco BerhadがマレーシアのGiant Consolidated Limitedとラオスでの高速鉄道建設へ50億USDの資金提供を行うことで契約が交わされた。線路はサワナケット県とラオスーベトナム国境までの220kmを繋ぐことになる。

【2013年4月12日ヴィエンチャンタイムズ紙より】
posted by amzgroup at 00:00| Comment(0) | 鉄道