2013年04月11日

ラオス―中国鉄道プロジェクト“問題なし”

 ラオス-中国高速鉄道の建設計画について、両国政府が現在交渉の段階にあるが、問題はない、と公共事業運輸省大臣のSommad Pholsena氏が昨日話した。建設費70億USDの、ヴィエンチャンからラオス・中国国境までを繋ぐ全長421km鉄道建設がいつ始まるか正確な日時はまだ発表できない、と大臣は言う。しかし、両サイドが合意に達し、準備が完了すればすぐに建設を開始するという。「我々はラオスでの鉄道ネットワーク開発に確信を持っている。鉄道プロジェクトは多額の資金が必要になる。」
以前、資金の70%を中国が負担し、ラオスと中国合同で大規模鉄道プロジェクトを行う計画があると報道された。起工式が2011年に予定され、2015年までの建設完了が計画されていたが起工式は行われなかった。
 同プロジェクトは、中国の建設会社が充分に有益ではないと判断し撤退したため遅れていると報道されている。しかし、ラオス政府は同プロジェクト実行を決定し、中国からの資金提供を獲得できればと考えている。国会は昨年10月に開かれた臨時国会にて、政府がプロジェクト実現を可能にするよう“ゴーサイン予算”を承認している。資金調達や、ラオスが同プロジェクトで北京からの融資をうけた単独の投資者であるかどうかについては、臨時国会での報告の通り、詳細についてはまだ同意に達していない、と言う。
 プロジェクトは巨額な資金がひつようになるが、実現可能だとSommad大臣は言う。政府はラオスを陸地に囲まれた内陸国から、周辺国の輸送ハブとなる、リンク国とする明確方針を掲げている。鉄道プロジェクトは、中国の雲南省から始まりラオスとタイと通過しシンガポールへ向けて南下するアセアンー中国鉄道リンクの一部分である。当初の計画では旅客列車は最高時速200kmと計画されていたが、ラオス政府は安全上の理由に拠り160km/hに変更している。貨物車は最高時速120kmとなる予定だと臨時国会で発表されている。
同プロジェクトには31の駅が計画されているが、政府はまず20か所の駅を部分的に設置し、残りは追ってオープンするという。ヴィエンチャンでは7つの主要駅ができる予定。ヴィエンチャンから中国に向かってヴィエンチャン県ポンホン及びバンビエン郡を通り、ルアンパバン、ウドムサイ、ルアンナムターと通り中国国境へとつながる。

【2013年4月11日ヴィエンチャンタイムズ紙より】
posted by amzgroup at 00:00| Comment(0) | 鉄道