2013年04月05日

新EU木材規制が施行

 違法な木材貿易に対処するために施行される新欧州連合(EU)規制により、ラオスを始め、EU市場へと輸出を行っている木材貿易セクターに影響を与えるだろう。この新EU木材規制は違法伐採された木材がEU市場に入ってくるのを禁止するもので、世界中で行われている違法伐採の問題に取り組むための努力の一環だとEU派遣団がヴィエンチャンで話した。EUは世界的に主要な木材・木工製品の輸入元である。EUに直接流入するラオス木材の量は多くはないが、ラオスからの大量の原木がヨーロッパ市場へ出回る前にベトナムで加工されている。
違法伐採は深刻な経済的・環境的・社会的影響を及ぼす。森林伐採や気候変動とも関連し、合法に行っている事業者の努力と生活を損なう事にもなる。また、土地と資源をめぐる紛争に発展する事もある。
 EUは、森林ガバナンスの改善及び合法木材貿易の促進に関する活動のため、EU-ASIA森林法の施行・ガバナンス・貿易(FLEGT)に関する 地域プログラムのための支援機構として過去数年間で600万ユーロの財政援助を行ってきた。他にもコミュニケーションと啓発、自主的二国間協定、研究や分析を含む技術的作業、FLEGT関連イベントの主(共)催、コンサルテーション、関税協力の支援などを行っている。これらの活動はラオスがこの規則に備え、準拠するのに確実に役立つだろう。
新規則は輸入木材及び国内で製品化された木材・木工製品両方に適用され、紙やパルプから無垢材・床材など広範囲の製品にも適用される。初めてEU市場へ木材製品をする際には取り扱っている木材が合法であることを証明する“Due diligence”を申請しなければならない。すでにEU市場で木材を取引したことがある業者は、扱っている木材を容易に追跡できるよう、適切に記録を保管しておかなければならない。

【2013年4月5日ヴィエンチャンタイムズ紙より】
posted by amzgroup at 00:00| Comment(0) | 貿易