2013年04月18日

ラオス政府がワッタイ空港ターミナルを拡張

 ラオス政府は、ヴィエンチャンを訪れる旅客数の増加に対応するため、ワッタイ国際空港ターミナルの拡張及び新国内線ターミナルの建設を計画している、と政府高官が話した。
経済と観光業の急速な発展により旅客数は増加している。
公共事業運輸省大臣のSommad Pholsena氏が、先週政府の4日間の公開会議に参加した際、地元のメディアの取材を受け発表した。会議はヴィエンチャンで行われ木曜日に終了した。
2ターミナルの拡張・新設はラオス政府から日本へ財政支援を要請して行われる予定。「我々ラオス政府は日本政府と交渉中です。」とsommad大臣は話す。
同省の航空局によると、拡張プロジェクトではワッタイ国際空港の旅客収容可能数を現在の年間120万人から3百万人へと増加させる。
同空港の滑走路と駐車スペース、及び航空オペレーティングシステムはまだ十分な収容がある。必要なのは国際線ターミナルの拡張と新しい国内線ターミナルの建設のみだ、とsommad大臣が話した。同空港は最大120機/日の駐機スペースを所有している。
 航空局によれば、JICAは拡張・開発計画の評価のためコンサルティング会社を雇っているという。担当者は9月までにプロジェクトの実行可能性調査を完了させ、政府に結果を提出し、その後のステップに進む予定だと話す。
 空港の施設の多くが昨年11月にラオスがホスト国となって開かれた第9回ASEM会議に合わせて改良されている。会議の前に、日本政府はワッタイ空港に数百万USD相当のエアクラフト駐機エプロン、VIPラウンジをラオス政府にハンドオーバーした。空港のアップグレードでは、セキュリティ機器の追加導入、消防車両、X線検査装置、金属探知機、爆発物検査、ARFF車、レスキュー車等が投入された。ラオスでは近年航空旅客数が着実に増加している。
 国営空港であるラオス航空の旅客数は2010年に500,000人だったのが、2012年には900,000人に増加した。この数字は成長著しい観光業に後押しされたもので、ラオスを訪れた観光客数は2012年で330万人となり、前年比22%増であった。この旅客数増加に伴い、ラオス航空はサービスキャパシティを増やすために航空機を購入した。ニューエアバスA320が先日ヴィエンチャンに到着し、同キャリアが所有するエアバスはトータルで4機となり、さらにATR機を数機所有している。

【2013年4月18日 ヴィエンチャンタイムズ紙より】
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2013年04月12日

ヴィエンチャンーノンカイ鉄道第2フェーズ開始へ

 ラオス政府は鉄道旅客の需要増加に対応するサービス向上のため、来月にもヴィエンチャンーノンカイ鉄道プロジェクトの第2フェーズを開始する。昨日、公共事業運輸省がタイをベースにするコンサルティング会社であるTeam Consulting Engineering and Management社と、同プロジェクトへのコンサルサービスについての同意書に調印を行った。
 第二フェーズではコンテナヤードを含む多くの施設の建設、鉄道信号のアップグレード、ヴィエンチャン・タナレーン駅の情報通信システムの改良などを行う。鉄道スタッフ用の事務所と寮も建設される。公共事業運輸省鉄道局副局長のMr Sonesack N.Nhansana氏によると、担当者は1か月以内に建設業者を選定し入札を行うという。
第二フェーズはタイのNeighbouring Countries Economic Development Cooperation Agency(NEDA)から1730億kip(約6億5000万タイバーツ)の融資及び助成金で行われる。総額の30%が助成金による。残りの70%は30年のローンで、最初の10年間は無利子。ラオス政府は10年以降から利子を含めて返金を開始し、20年で返済を完了する。
 全長3.5kmのヴィエンチャンーノンカイ鉄道はラオスで最初かつ唯一の線路である。タイのノンカイ県からヴィエンチャン・ハッサイフォン郡タナレーン村までをつなぐ。
 Mr Sonesack氏は同開発プロジェクト第2フェーズは大幅な改善を実施すると話す。鉄道輸送の需要増加、特に貨物輸送の将来の成長を想定し、設備を追加していく。既存のサービスは主に旅客輸送に使用される。
 鉄道局局長・Dr Khamseng Xayakone氏とTeam Consulting Engineering and Management社CEO・Mr Amnat Prommasutra氏の間でコンサルティング契約が結ばれた。ラオス政府はラオスを周辺国の輸送ハブとなれるよう、内陸国から陸地を繋ぐ国と変貌させるため鉄道ネットワークの拡大を計画している。
 公共事業運輸省大臣のSommad Pholsena氏が水曜日に地元メディアに語ったところでは、ラオスと中国両政府は現在ラオスー中国高速鉄道の実現に向けて交渉中だという。70億USDの同プロジェクトはヴィエンチャンからラオスー中国国境までの全長421kmを結ぶもので、同鉄道建設計画は問題ない、と強調した。
また、同じく水曜日にヴィエンチャンにて金融機関Rich Banco BerhadがマレーシアのGiant Consolidated Limitedとラオスでの高速鉄道建設へ50億USDの資金提供を行うことで契約が交わされた。線路はサワナケット県とラオスーベトナム国境までの220kmを繋ぐことになる。

【2013年4月12日ヴィエンチャンタイムズ紙より】
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2013年04月11日

ラオス―中国鉄道プロジェクト“問題なし”

 ラオス-中国高速鉄道の建設計画について、両国政府が現在交渉の段階にあるが、問題はない、と公共事業運輸省大臣のSommad Pholsena氏が昨日話した。建設費70億USDの、ヴィエンチャンからラオス・中国国境までを繋ぐ全長421km鉄道建設がいつ始まるか正確な日時はまだ発表できない、と大臣は言う。しかし、両サイドが合意に達し、準備が完了すればすぐに建設を開始するという。「我々はラオスでの鉄道ネットワーク開発に確信を持っている。鉄道プロジェクトは多額の資金が必要になる。」
以前、資金の70%を中国が負担し、ラオスと中国合同で大規模鉄道プロジェクトを行う計画があると報道された。起工式が2011年に予定され、2015年までの建設完了が計画されていたが起工式は行われなかった。
 同プロジェクトは、中国の建設会社が充分に有益ではないと判断し撤退したため遅れていると報道されている。しかし、ラオス政府は同プロジェクト実行を決定し、中国からの資金提供を獲得できればと考えている。国会は昨年10月に開かれた臨時国会にて、政府がプロジェクト実現を可能にするよう“ゴーサイン予算”を承認している。資金調達や、ラオスが同プロジェクトで北京からの融資をうけた単独の投資者であるかどうかについては、臨時国会での報告の通り、詳細についてはまだ同意に達していない、と言う。
 プロジェクトは巨額な資金がひつようになるが、実現可能だとSommad大臣は言う。政府はラオスを陸地に囲まれた内陸国から、周辺国の輸送ハブとなる、リンク国とする明確方針を掲げている。鉄道プロジェクトは、中国の雲南省から始まりラオスとタイと通過しシンガポールへ向けて南下するアセアンー中国鉄道リンクの一部分である。当初の計画では旅客列車は最高時速200kmと計画されていたが、ラオス政府は安全上の理由に拠り160km/hに変更している。貨物車は最高時速120kmとなる予定だと臨時国会で発表されている。
同プロジェクトには31の駅が計画されているが、政府はまず20か所の駅を部分的に設置し、残りは追ってオープンするという。ヴィエンチャンでは7つの主要駅ができる予定。ヴィエンチャンから中国に向かってヴィエンチャン県ポンホン及びバンビエン郡を通り、ルアンパバン、ウドムサイ、ルアンナムターと通り中国国境へとつながる。

【2013年4月11日ヴィエンチャンタイムズ紙より】
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