2013年04月30日

政府が家禽類の中国からの輸入を禁止

ラオス政府はH7N9鶏インフルエンザウイルスのラオス国内での拡散を防ぐため、中国からの家禽類輸入を禁止した。
先日、農林省の畜水産局が中国と国境を接しているルアンナムターとポンサリー県の職員に対し、鶏インフルエンザウイルスの発生が落ち着くまで、中国からの家禽類輸入を禁止するよう指示した。
家禽製品の輸出については許可するよう、同省は両県の保健関係当局に対して指示している、とポンサリー県畜水産課副課長Ms Somchith Keomany女史が昨日当紙に話した。. 彼女によると、ポンサリー県はウイルス拡散防止の施策の一つして、この決定を地元関連機関にも通知したという。「ポンサリー県畜水産課では、地方エリアでの動物の健康推進における技術スタッフ支援のための資金には非常に限りがある」とも言う。「ルアンナムター県は危険なH7N9ウイルスについての情報を発信し、県都の市場や中国との国境近くの村などのターゲットエリアでのウイルスを監視する、鳥インフルエンザ予防チームを設立した。」とルアンナムター県畜水産課課長Mr.Khampheng Phanachan氏が話した。
毎年ラオスは数トンの鶏肉、鴨肉などの家禽製品を中国からルアンナムター・ポンサリー県経由で輸入しているが、関係当局は正確な鶏の頭数はわからないという。一部の人々は中国との国境近くの村に住んでいるため不法に輸入を行っており、関係当局が輸入をコントロールしようとしても対処が難しく、大きな問題となっていると言う。ラオス国内でのウイルス拡散防止のため、畜水産局はその他の県に対しても、ウイルス発生の兆候に対しより警戒するよう求めている。
現在のところH7N9はラオスでは報告されていないが、チャイナデイリーニュースによれば、中国で新しい型の鳥インフルエンザウイルスの感染開始後、23名の死亡者を含む、121名の感染者が報告されている。
タイやマレーシアなどのその他の近隣諸国でもH7N9型はまだ発見されていないが、中国からの家禽類製品の輸入を禁止している。台湾の保健当局は水曜日に台湾で初のH7N9型インフルエンザ感染者を確認したとし、感染者は53歳の男性で、江蘇省の蘇州市から戻って3日後に症状が始まったとして、台湾国外での感染とされている。

【2013年4月30日ヴィエンチャンタイムズ紙より】
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2013年04月29日

有機野菜供給が需要においつかず

 消費者の食の安全確保のため、タートルアン広場で週2回開かれている有機野菜マーケットで販売するためより多くの有機野菜を生産するよう、関係当局がヴィエンチャンの野菜農家に呼び掛けている。昨今ヴィエンチャンでは多くの人々が有機食品の良さを認識し始めている。有機栽培で育てた野菜を食した方が、化学肥料が使われていないので健康にいい。タートルアン広場でのオーガニックマーケットは毎週水曜日と日曜日に開かれている。早朝4時ごろから始まり9時や10時頃には売り切れとなるところが多い。
「しかし野菜畑を拡張する充分な資金がないため、農家らは需要に見合う生産を行う事ができていない」とサイタニー郡ノンテー村にある有機野菜グループの代表、Mr.Khamphou Phanthaboun氏が金曜日、当紙に話した。「我々は栽培エリア拡張のため農業促進銀行より借り入れをしたいのだが、銀行側は6カ月以内の全額返済を求めている。」
 農家にとってそのような短期での返済は不可能である。というのも6カ月では農家らは作物からの収入は期待できないからだ。ノンテー村ではこの条件で農業促進銀行から借り入れを希望する農家はいない、と野菜農家のKhamphou氏は話す。「もし需要増加に合わせて農地を拡張するために銀行からお金を借りたとして、間もなく債務不履行者になってしまうでしょう。なので私たちは借り入れはしません。もし銀行が2年もしくは3年での利子を含めた返済を認めてくれれば借りる事ができるでしょう。」と話す。
 現在ノンテー村には100戸の野菜栽培農家がおり、そのうち13戸は1、2ha程度の農地で有機栽培を行っている。村人の有機野菜グループは約150kgの有機作物を水曜日と土曜日に行われているタートルアン広場マーケットに出品している。
 ヴィエンチャンにはサイタニー、サイセッター、ナーサイトン、パークグム、ハーッサイフォン郡や、ヴィエンチャン県の村などに有機農場がある。全ての有機野菜がタートルアン広場でのオーガニックマーケットに送られてくる。ヴィエンチャンはまだ化学肥料に汚染されていない土壌が多く残されているため、有機野菜の栽培に適している。化学肥料や農薬の使用は人々の健康に被害を及ぼす可能性があるため、農業促進銀行は化学肥料や農薬の使用を減らすために農家の支援を考慮すべきである。

【2013年4月29日ヴィエンチャンタイムズ紙より】
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2013年04月27日

ベトナム企業がチャンパサック稲作農家から作物を買取

 ベトナム企業がチャンパサック県の農家に次の雨季に米を栽培させ、輸出用に米粉に加工するため収穫した米を買い取る。同社はSoukhouma郡とSanasomboun郡にさらなる稲作用の土地コンセッション獲得を模索している、とチャンパサック県農業セクション長Mr Somlith Viravong氏が当紙に話した。同社は現在コン郡に農家から買い上げる予定の水稲用の精米所を建設中であり、このプロジェクトへの参加に関心を示している農家は、会社から水稲の種子と技術指導を受けられるという。また、このスキームは地元農家の米に対してマーケットの保証に役立ち、農家らにより品質が良く利益の多い米の栽培方法についての専門知識を提供するだろう、と彼は話す。
 チャンパサック県では昨年余剰米が出たが、米の品質の低さのために農家は売りさばくことができなかった。品質の良い米の栽培方法に関するノウハウもなく、依然として伝統的方法での栽培を行っている。品質の低い稲の種子を使用すると、収穫した作物に対し、国内外両方で適正な価格を得ることが難しくなる。
 農家は家庭内での消費用にはいかなる種類の米を栽培しても問題はないが、国内での販売もしくは輸出用に生産するのであれば、スタンダードもしくは高品質種子を使用すべきである。昨年の余剰生産米は同県内での米価格の下落を引き起こした。Somlith氏は、この新しいスキームが今後農家が同様の問題に直面する事なく、作物からより多くの収入を獲得する事が可能になると考えている。
 チャンパサック県は国内の民間企業を通じて10カ国以上へと米を輸出している。もし米の品質が大きく向上すれば、将来的に同地域内でより多くの需要を見込む事ができるだろう。同県は、近年何も大きな旱害や洪水が起きなければ、年間400,000トンほどの米を生産している。ベトナムへの輸出は非公式に行われているものもあるので、正確な輸出額についてはわからない、と関係当局は話す。中国企業も同県内で同様のプロジェクトを実施したいとしているが、地元当局はいつ開始できるかはわからないとしている。

【2013年4月27日ヴィエンチャンタイムズ紙より】
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