2013年03月28日

ニコン工場ラオス人を優先雇用

 ニコン社がサワナケット県に建設しているカメラ工場で、800名の労働者を雇用し、ラオス人労働者を優先に雇用する予定である、と政府高官が話した。県労働福祉局副局長Mr.Thandai Chanxomphou氏が昨日当紙に話したところによれば、投資家は特定のプロジェクトでスタッフを雇用する際は、通常は地元の人々に優先権を与えるよう求められるという。
ラオス労働法では雇用者全体の少なくとも70%は地元民を雇用しなければならず、残りの30%は外国人を雇用できる、と定めている。この30%のうち、労働者は10%を超えてはならず、20%以上は外国人技術スタッフである必要がある。
 しかし、サワナケットでのいくつかのプロジェクトをはじめ、多くの投資プロジェクトでは限度を超えて海外からの労働者を雇用している。理由の一つとしては適切な地元の人材、特に熟練労働者の不足が挙げられる。投資プロジェクトは思っていたよりラオス国民に多くの雇用機会を創出できていない。というのも熟練労働者の輩出に関する責任部門が充分な数の人員を訓練できていない、あるいは必要な技術を持っていると確認できていないためだ。また、ラオスで労働力の需要が高いにもかかわらず、労働者がタイへと流れてしまっているという事実も事態を悪化させている。ラオスは成長中の雇用市場への供給のために、海外、特に中国やベトナムなどから多数の熟練労働者を雇用しなければならない。
 昨年度、政府はより多くの若者のメカニック、木工、電気設備などへの就業を奨励するため、様々な国営の職業教育機関で生徒への奨学金支給数を増やしている。これらの職業にあまり重要性を感じず、銀行や金融、その他ホワイトカラーの職業分野を学ぶ事を好ぶ人が多いためだ。
 国立経済調査所副所長のDr Liber Libouapao氏は、ラオスは現在と同様高いレベルの経済成長を維持していくのであれば、引き続き海外労働者を雇用し開発プロジェクトに従事させなければならない、と話す。当初の予測ではラオスは2015年までに500,000人以上の労働者が必要となるだろうとされていた。しかし労働福祉省によれば、ラオス人の雇用は毎年55,000人にとどまるだろう、という。オブザーバーは、ニコン工場での雇用は、彼らが適切に労働者を準備し、地元の人々への雇用機会を最大限に生み出すことができるかという点について、政府にとっても課題となるだろう、と話す。
 ニコンは、先週サワンセノ特定経済区で総工費800万USDの工場建設の起工式を行った。建設工事は6カ月で完了し、10月に工場オープンが計画されている。デジタルSLR(一眼レフ)カメラ部品の組み立てが主な業務となる。

【2013年3月28日ヴィエンチャンタイムズ紙より抜粋】
posted by amzgroup at 00:00| Comment(0) | 工業・商業